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■ 外壁の種類



■ 外壁 (がいへき)
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外壁とは建物を覆う一番外側の素材で、たくさんの種類やデザインがあります。
紫外線・雨・風・雪・火災など、過酷な環境から内部を守る役割があるので、デザインも大切ですが性能や耐久性も重要視したいところですね。
一般住宅で使用されている外壁について紹介します。







金属系サイディング
サイディングとは工場で生産された板状の材料で、表面にスチール・アルミ・ステンレスを使ったものです。
壁面に釘や金具で設置し、施工性が良く一般的に広く普及している材料で、厚さも16mmや21mmなどがあり値段と性能が違います。
デザインや種類が豊富にあるので、和風・洋風・モダンと幅広く対応します。塗装の塗り替えが必要で、サイクルは10年前後でしょう。
※薄いサイディングの施工は釘がほとんどです、厚くなると釘を使わないで特殊な金具を使う方法が主流です。









窯業系サイディング
セメント質と繊維質を主原料としたもので、デザインはレンガやタイル調やストーン調のものが多く、厚さの種類も多数あり(15mm〜35mm)厚いものは特にデザインの凹凸が深くリアルに表現されており、まるで本物のレンガのような印象をうけるものもあります。
金属系よりも高級志向の外観になりますが、大変重たい外壁材になるので外断熱工法などで使用する場合は注意が必要です。
金属系と同様にいずれ塗装の塗り替えが必要です。
最近は汚れをセルフクリーニングする「ナノテクノロジー外壁」が発売されています。これは親水性(雨が水玉にならずに広がる)による汚れが付きにくく落ちやすいという技術です。とっても高価。







ALC
気泡が入った軽量のコンクリート板で、工場で生産されサイズが規格化されている。耐火性・防音性・吸音性・断熱性が優れているが、吸水性が高く水を吸うと性能が落ちるので表面に塗装などを施工する。







タイル
成分や加工方法により種類が分かれます。洋風建築やモダン建築には欠かせない材料です。サイディングのよりイニシャルコストは高くなりますが、ランニングコストが低くメンテナンスフリーです。


土器質
(焼成温度800℃)。代表的なものにテラコッタタイルがあり、多孔質で吸水性が高いのが特徴です。

磁器質
(焼成温度1300℃)。石英や長石を原料としたタイルで、吸水がとても低く過酷な環境での使用に耐えます。

陶器質
(焼成温度1000℃)。土や石灰などを原料としたタイルです。寸法精度が良く、デザイン性が高いものが多くあります。

せっ器質
(焼成温度1200℃)。粘土や長石を原料としたタイルです。吸水性は少しですがあります。

モザイク
50mm×50mm以下のタイルをモザイクタイルと呼びます。浴室やキッチンなどの水周りに使用されるこが多いタイルです。


タイルの施工方法は2種類
湿式工法
昔からある工法で、モルタルを下地とした壁面にタイルを直接貼っていく工法です。
乾式工法
モルタルを使用せず、下地としてタイル用につくられたサイディングの施工を行い、サイディングにタイルを引っ掛けてゆく工法です。湿式よりメンテナンス性がよいといえます。







塗り壁
モルタルを下地として、樹脂系の素材や漆喰や珪藻土を表面に施工します。熟練の技が必要であるため、施工は職人に左右される工法といえます、しかし通常のサイディングでは弱点となるジョイント部分が無いため、継目の無い一体化した仕上がりが期待できます。
塗り厚さが厚すぎると、ヒビ割れの原因になりやすくなります。
コテ仕上げやローラー仕上げなど、表情豊かな表現が可能です。
メンテナンスはサイディングと同時期ほど5年〜10年に再塗装が必要となってくるでしょう。









シーリングとは?


コーキングとも言われ、防水や気密の確保を目的とした充填材です。
外壁はパネル化されているので接続部が必ずあります。これを目地といいますが、コーキングとはこの目地のことを指しています。
建物の外壁がいくら優れていても、窓周りなどの防水にはコーキングが施工されていて、このコーキングは打ち換えが必要になるということを覚えておいて下さい。
新築のうちは弾力性があり外壁や窓の動きに追従して防水の効果を発揮しますが、年数が経過するとヒビ割れたり硬くなったりして防水効果が無くなります、そうなる前に撤去・再コーキングが必要です。
使うコーキング材により寿命は変わりますが、防水を目的とする所なのでランニングコストとして避けられません。







アクリル系
安価な材料ですが耐久性は良くありません、新築ALCなどに使われますが、改修工事にはほとんど使用されません。
ウレタン系
耐久性はこの中で一番高いのですが、紫外線に弱いので表面に塗装などを塗る必要があります。塗りかえが出来る外壁に適しています。
シリコン系
耐久性が高く、比較的安価なので広く使用されています。塗料の付着性が悪いので上からの塗装には向きません。室内でお風呂やキッチン周りのコーキングは必ずシリコン系が使用されています。
塗装のできる変形シリコン系もあります。







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