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■ 暖房設備




暖房は日本でも北の地方ほど重要になります。
高断熱・高気密の住宅では暖房効率が良くなっていますが、結露などを防ぐためにも、家全体を平均的に暖める方法が現在の主流です。

燃料として灯油を使用するのか、電気(またはガス)を使用するのかで選択肢が大きく分かれますがイニシャルコスト・ランニングコスト・家の雰囲気・間取りなどに合うか?などトータルで考えましょう。

ここで紹介する暖房設備は、寒冷地と呼ばれる北国の方の参考になれば幸いです。







FFストーブ
燃料が石炭から灯油に代わって以来、日本で最も使用されている暖房設備で、現在も新築住宅に多く採用されていて、最近のものは薄型になってきています。

灯油の燃焼に必要な空気を、直接外から取り入れ外に排気します。
室内の空気を汚すことがないのでストーブの燃焼に対する換気が必要ありません。欠点として取付場所が外壁に接している必要があることと、熱がひとつの場所に集中してしまうため、一台のFFストーブで家全体を暖めるのは少々難しいかもしれません。

ポータブルストーブ(移動可能なもの)などは、室内の空気を燃焼に使用しますので、定期的な換気が必要になります。

導入コストは一番安くなると思われます。
定期的なストーブの点検整備が必要になります。







灯油セントラルヒーティング
灯油ボイラーで暖めた温水を各部屋に送り、放熱パネルより部屋を暖める方法です。
寒冷地では新築住宅の多くがこの暖房設備を採用しています。

放熱パネルの形状も多数あり薄型のため場所もとりません。一般的にリビングには大きめな放熱パネルを使用して、トイレや玄関などは小さめな放熱パネルを使用します。

放熱パネル自体は熱くなっても触った瞬間やけどするような温度にはならず、輻射熱であたためます。
セントラルヒーティングにより家全体を暖め、温度差をなくすことにより結露を防ぎます。また構造体に負担をかけません。

温度差をなくすために使っていない部屋があっても暖めたほうが良いでしょう。

普及率が高くなっており、導入コストもさほど高くないと思われます。
定期的な水の交換と、ボイラーの点検整備が必要になります。







蓄熱式暖房機
格安な深夜電力を利用したもので、オール電化住宅で多く採用されている暖房器具です。
深夜電力を利用してレンガなどに熱を蓄えて、日中にその熱を放出して暖房を行います。
前日に、次の日の天気や気温を予想して熱を蓄えるので、熱量が不足したり、多かったりするので注意が必要です。

難点として本体の大きさがあります。レンガなどの蓄熱体を必要とするため、大きさと重量は他を寄せ付けません。
リビングにメインとして一台置いて、他に補助暖房を使用してもよいと思います。







電気ボイラーセントラルヒーティング
灯油のセントラルヒーティングとほぼ同じですが、ボイラーの燃料が電気というものです。
燃焼部分がないので、無音・無臭、灯油ボイラーに比べて極めて小型です。
電力会社との200V契約が必要になります。通常のオール電化住宅の電力使用(ドリーム8・やりくりナイト8)などで電気ボイラーセントラルヒーティングを使用しますととんでもない電気代になると思われますので、この暖房設備の場合、北海道電力によるホットタイム22という電気契約になるでしょう。(北海道では融雪電力を暖房に使用できる)







オイルヒーター
オイルを充填した放熱パネル内に電熱線が内蔵されたもので、ほとんどが海外からの輸入ものになります。

無音・無臭で不凍液などの温水よりもオイル自体の保温性が高いので、一度温まるとすぐには温度が下がりません。

100V用 200V用とあるので、用途にあった使用ができます。
100V用は補助暖房として使えますが主暖房としては非力なので向きません。
新築時に200Vを各部屋に配線しておけばそこで使用でき、個々に独立して動作するためトラブルが最小限にできます。
また配管がなく燃焼部分もないため、点検整備が必要ありません。

オール電化住宅で各部屋に200Vのオイルヒーター・・・これからの住宅のスタンダードになるのではないでしょうか?
導入コストは高いですが長い目でみれば変わりないと思います。





床暖房
灯油ボイラーによる温水を使用する場合と、電気で電熱線を使用する場合があります。寒冷地では床暖房のみという場合は少ないと思われますが、暖房器具自体が目に付かないというのはメリット大です。

雑誌などで建築家の手がけたモダンな家を良く見てください、暖房設備が見当たりません。床暖房の可能性が高いです。
(どの暖房設備もダサくてほんといやになっちゃいますね;;)














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