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■理想の階段は?




実際の建築中に階段を登ってみて、「こんなに急な階段なの?」「登りにくい階段だな。」などの苦情が発生する場合があります。
これは平面図で書かれた階段が、とてもイメージしにくいものだからです。
延べ床面積の計算では1階と2階の両方に階段の総面積が算入されるため、登り始めの部分を2階床や2階収納として使用するケースがありますが、あまり多く取りすぎると昇降の際に頭をぶつけるくらいスレスレになってしまう場合があるので注意が必要です。
家の中で起こる事故の上位に風呂と階段があります。







理想の階段角度は?
日本の建築基準法では蹴上(けあげ)23センチ以下、踏面(ふみづら)15センチ以上、有効幅75センチ以上という規格があり、勾配(角度)が約57度の階段を作っても違法じゃないんです。
(一般にバリアフリーと呼ばれる階段は約36〜40度です)



比べて見るために下に二つの階段を用意しました。



奥が約57度の階段、手前が約40度の角度の階段です。




比べてみると、違いがわかります。




階段の各部名称







階段の種類
・直線階段(てっぽう階段)
昇降が一方向のみの階段で、階段の中で一番危険な形状です。てっぽう階段などと呼ばれる場合もあります。
手すりや昇降途中に踊り場を設けるなどの対策が必要です。


・折り返し階段(かね折れ階段)
昇降の途中に踊り場があり、折り返し(180度)かね折れ(90度)する階段形状です。
最も安全性の高い形状と言えます。他の階段と比べると階段スペースを多く必要とするので、検討する場合は間取りを考える上で最初から計算にいれておく必要があるでしょう。


・回り階段
折り返し階段の踊り場部分(曲がる部分)にも段板がある形状です。曲がりながら昇降するので折り返し階段より安全性が劣りますが、直線階段よりは安全といえます。省スペース型なのでよく採用される階段形状です。
踏み面が外側から内側に向かって狭くなってしまうため注意が必要です。


・螺旋(らせん)階段
この階段は鋼製で製作されます。省スペースで設置できるため、都市型の狭小住宅などに用いられるケースが増えてきました。
デザイン性に優れ洋風建築によくマッチしますが、強度の検討も必要でコスト面でも不利です。















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